棒針編みの糸と針の持ち方は大きく分けて二種類
初めて棒針編みをするときは、まず糸と針の持ち方を覚えましょう!
基本的な棒針編みの糸と針の持ち方は大きく二つに分けられます。
フランス式
左手に糸をかける方法
アメリカ式
右手に糸をかける方法
フランス式とアメリカ式のどちらの方法でも両手で一本ずつ針を持つことにかわりはありません。
この記事では「フランス式」の糸と針の持ち方を解説します!
棒針編み(フランス式)の糸と針の持ち方
フランス式で棒針編みをする場合、糸は左手にかけます。
左手の糸と針の持ち方
まずは左手で糸と針を持ってみましょう!
①左手の糸のかけ方
まず編地がかかった針を右手で持ちます。
次に編地がかかった針が手のひら側になるように左手の小指と薬指の間に糸をはさみます。
編地がかかった針を左手の人差し指を中指の間を通して手の甲側にやります。
最後に編地がかかった針を左手の親指と人差し指の間を通して手のひら側に戻します。
左手の親指と中指で糸端を固定して完成!
②左手の棒の持ち方
左手の親指と中指で棒を上からつまみ、薬指と小指の間で固定して安定させます。
人差し指は糸を張るようにして立てます。
右手の棒の持ち方
左手の棒の持ち方と同様に、右手の親指と中指で棒を上からつまみ、薬指と小指の腹で固定して安定させます。
人差し指は添えるだけです。
フランス式で編むときのコツ
なかなかうまく編めないときのちょっとしたヒント!
Point 1. 糸は人差し指の第一関節と第二関節の間
左手の人差し指にかけた糸が常に第一関節と第二関節の間の部分にあるようにすると編みやすくなります。
若干第一関節側にあるようにするとなおGood!
point 2. 棒と人差し指の間の糸のテンションを保つ
左手の棒と人差し指の間の糸は常にピンと張った状態にしましょう。
テンションを保つためには左手の薬指と小指の糸をはさむ強さを加減することが重要です。
糸がたるんでしまう、きつく張りすぎてしまう、というときは左手の薬指と小指の力加減に注意してみてください。
どうしても糸がたるんでしまうときは、小指に何回か糸を巻き付けたり、人差し指に何回か糸を巻き付けたりして糸を張りやすくしてもOKです。
Point 3. 針は上から握る
棒の持ち方を忘れてしまう、持ち直すときに混乱してしまう、という方は「棒針は上から握る」と覚えましょう!
まとめ
フランス式で棒針編みをするときの糸と針の持ち方はこれだけ覚えれば大丈夫!
慣れてしまえば簡単ですよ。